2022
December

19

MULTINATIONAL

Co-Development and Manufacturing

高度な防衛力の獲得は、国家の予算と技術資源に大きな負担を強いるため、どの国においても、すべての能力において重要な要件を満たす、完全な自律性を維持することができない状態です。この現実は、欧米諸国とそのパートナー諸国において、主要な防衛システムの開発と調達について、国際協力への依存度が高まっていることからも明らかです。

長年にわたり、政治的・制度的制約から、日本の防衛産業と国際的なパートナーとの交流は制限されてきました。しかし、地政学的緊張の高まりや、より実質的な能力への要求、また重要な技術や「ノウハウ」の経験への継続的なアクセスの必要性は、すべて、日本が将来的に防衛装備品の調達について、同盟国やパートナーと、より実質的に関わる必要性を、強く示しています。

現在、日本と欧州で行われているF-Xとテンペスト戦闘機プロジェクトの協力に関する対話は、日本の他の主要な防衛計画の前例となることが確実とみられています。現実的かつ効果的な条件でこの未来に対応するために、日本の防衛コミュニティは、様々な国際的な取得計画から成功したもの、あるいはそうでないものから、教訓を引き出すことができます。このウェビナーでは、日本、米国、第三国の過去の経験から導き出された3つの重要な事例を紹介します。

• ローリング・エアフレーム・ミサイル(RAM)を米独で取得。
• ミサイル防衛用迎撃ミサイル「SM-3ブロックIIA」の日米共同開発。
•ユーロファイター・コンソーシアムによるタイフーン戦闘機の開発。

これらの日本の参加例の妥当性については、日本の専門家がクロージング・コメンタリーで言及する予定です。

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