2020
8月

05

Rethinking Aegis Ashore

日本を守るためのオプション

日本を守るためのオプション

河野太郎防衛大臣が2020年6月にイージス・アショア計画を突然中止したことで、塵も積もれば山となる。この決定には、山口と秋田の発射場での地元の反対、コストの上昇と予算の抑制、システムのスウォーム、極超音速、非対称の脅威に対する防御能力への疑問など、さまざまな要因が絡んでいる。

さらに、100年ぶりの世界的な大流行、中国の拡張主義と軍備増強、ロシアの対外冒険、北朝鮮の強硬姿勢など、さまざまな状況が重なって完璧な嵐となりました。このような状況下で、日本と米国では国政選挙が行われ、米国と一部の同盟国との間には意見の相違があり、ホスト国との交渉や、海外への軍事販売(FMS)、国際機関の希薄化、貿易戦争などへの懸念が生じています。

安倍政権は、国家安全保障戦略を緊急に見直しています。日本は米国との同盟を強化し、NATOやASEAN諸国との防衛協力を進めています。米国との拡大抑止対話が進行中で、短期的および長期的な防御的および攻撃的な対応を検討しており、ファイブ・アイズや軍事技術管理レジームにおける日本の前向きな変化も期待されています。

小野寺五典氏(元防衛大臣)が中心となって、日本を守るための解決策を提示する「ミサイル防衛に関するワーキンググループ」が発足しました。小野寺氏は、自民党の安全保障調査会の会長を務めており、今後数ヶ月間で調査結果を報告する予定です。

シリーズ第一弾、BAEシステムズ社がお届けします。

August 5, 2020

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