リヴィウ・ラザール

NATO本部 防衛投資部 戦略局 産業関係・EDT/イノベーション担当

ラザール氏は、ベルギーのブリュッセルにあるNATO本部の国際幕僚監部の防衛投資部戦略局で、NATOの産業関係、およびイノベーションと新興・破壊技術(EDT)コーディネータを務めている。


以前は、防衛投資部内のNATO産業諮問グループ(NIAG)およびライフサイクル管理グループ(LCMG)のコーディネーターを務めていた。産業界と連携する前は、NATO空軍軍備グループ(NAFAG)において、統合情報・監視・偵察(JISR)および指揮統制(C2)の政策、概念、能力の開発を担当した。


リヴィウは、NATOの相互運用性方針と戦略、そして後にNATO産業参画のためのフレームワークの主執筆者となった。このフレームワークは、防衛、安全保障、商業の各産業界と共に、競争の前および競争レベルで協働するための、政策基盤を示すものである。これは、欧州と北米における強力な防衛産業基盤を維持し、大西洋横断防衛産業協力を強化することの重要性に関する、NATO首脳会議での決定を実施するための政策支援である。

また、NATO-Industry Forumの基礎的な要素も作成した。このフォーラムは、トランスフォーメーション連合軍最高司令官と国防投資担当事務次長の共催で、防衛・安全保障産業、学界、シンクタンク、さらに各国の行政、国会議員、軍、EU機関とのNATO戦略対話の場であり、NATO能力開発に関する革新的ソリューション、協力機会、戦略の特定を目指している。


Military Technical Academyでレーダーシステムの電子工学の学士号を、ブカレスト大学で国際関係論の修士号を取得。NATOに参加する前は、ブカレストの軍備局で副局長として対外技術協力などを担当した。それ以前の約10年間は、防衛産業における科学研究者、先進エレクトロニクス研究所の所長として活躍。その間に、ある発明の特許を取得し、現在もその知的財産権を保有している。

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