ノーザンテリトリー（NT）とオーストラリア北部は、オーストラリア国防軍（ADF）にとって、国防上も地域活動の前進基地としても、戦略的に重要な地域です。
ノーザンテリトリーには、陸軍3,460人、空軍1,033人、海軍736人、国防省の民間人204人など、オーストラリア国防軍の常備軍人の5.2％が勤務しています。国防コミュニティは、この地域の経済的・社会的発展に直接貢献しています。
ノーザンテリトリーでは：
防衛産業は、直接・間接の雇用を創出し、地元の商品やサービスに対する需要を生み出すことで、準州の経済に多大な貢献をしています。
また、防衛産業は、この地域で行われる大規模な作戦や演習、地元企業が参加するインフラプロジェクトを通じて、経済を活性化しています。
国防費は、2019年から2020年にかけて、準州で22億ドル（州総生産の約8.6％）を支出しました。これは、前年度と比較して7％の増加を反映しており、10年間の平均防衛支出額である20億ドルを上回っています。
オーストラリア政府の2016年の国防白書では、NTでの多額の支出と、オーストラリア北部の国防インフラへの投資に重点を置くことが概説されています。
これには以下が含まれます。
NT州の国防部門の実績と見通しについては、 ノーザンテリトリー・エコノミーのウェブサイトをご覧ください。.
国防総省は、国防費総額の4.8%を北方領土で支出しており、北方領土の人口と経済に大きく貢献しています。
NTのユニークな戦略的位置と状況を強調する要因がいくつかあります。
北部準州の国防・国家安全保障戦略2018は、競争力のある産業、熟練した柔軟性のある労働力、支援力のある地域社会、対応力のある政府を通じて、国防・国家安全保障の目標を支援するという課題に対するアプローチを示しています。
さらに詳しい情報は 2018 Northern Territory Defence and national security strategy.
